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うつ病の情報商材レビュー うつ病の情報商材が乱立していますが、筆者が実際に情報商材を買い、中身をレビューします。あなたの代わりに筆者が買うので、あなたは、もう無駄な買い物をしなくて済みます!

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【荒木式】うつ病改善プログラム~薬も心理療法もやめられた画期的な治療法~

 
商材名:【荒木式】うつ病改善プログラム~薬も心理療法もやめられた画期的な治療法~ 

評価:emoji誰にでも有効!またはemoji人によっては役に立つ!


2013年10月現在、Infotopのうつ病関連の商材では、
売上数、第二位につけている人気の商材です。

この商材の筆者は荒木裕氏。
経歴は見事で、京大医学部卒業、ハーバードの助教授、
米サウスカロライナ大学医学部勤務などを経て、
兵庫県加古川市で崇高クリニックを開業されています。

この商材の基本的な考えですが、
うつ病の原因は糖質であると結論づけています。

太古の昔から比べ、人間は、炭水化物や甘いものを
摂るようになってきており、食生活が糖質中心になった
変化と、うつ病の増加が一致していることを
理由の1つ掲げています。

また、戦後から現代にいたるまでの間、
「人間社会におけるストレスに特に変化は無い」はずで、
つまり、ストレス量は過去と現在で一定なのに、
うつ病が増えたということは、ストレスがうつ病の
原因ではないことの証明だと説明しています。



まさにアホです。


京大出てハーバードで勤務したほどの知性がありながら
浅はかな見解のレベルです、荒木氏。

私はビックリしました。


よく考えてみましょう。


一昔前まで、うつ病自体、病気として一般大衆に認知
されていなかったため、うつ病が近年増加したように
見えるの可能性があるようにわたしは思います。

高度経済成長期の日本の社会では、うつ病だと
言い出しづらい雰囲気もあったようにも思います。

そういう潜在的なうつ病患者が、現代になって、
普及した心療内科に掛かり、うつ病と診断されれば、
うつ病の患者数は増加します。

また、時代性によりストレスの種類や大きさは変る
と筆者は考えます。

たとえば、現代は、コンピューターやインターネット、
通信手段の拡大、飛行機の利便性向上、物流の効率化
などにより人間が処理する情報の量やスピードが、
飛躍的に拡大している時代です。

人間がインプットする量が多くなれば、それだけで、
人間にかかるストレス=負荷は大きくなります。

さらに、日本国内で言えば、高度経済成長期は経済が
右肩上がりでしたので、仕事のストレスがあっても、
年々、賃金は上昇し、雇用は守られるため、未来に
対する不安という名のストレスは低かったはずです。

しかし、バブル崩壊後の現代は、年功序列、終身雇用
も崩壊したので、仕事のストレスだけでなく、
賃金が上がらず、雇用が不安定化したということは、
労働者にとって大きなストレスになっているはずです。

バブル崩壊後デフレに陥り、経済成長が伸び悩んだ
時期から、日本の自殺率が増えていることを荒木氏は
知らないのでしょう。有名なのですが。

従って、
 ・うつ病が増加傾向にあるのかや、
 ・ストレスが過去と未来で同じかどうか
などは、荒木氏が言うような程、一概には言えません。

糖質はうつ病の原因の1つであって、
糖質がうつ病の根本原因という考察は誤っています。

このように専門家は自分の研究に対して近視眼的に
なりがちなので、読者はその辺を差し引いて読む
必要があります。



この前提に立ってこの情報商材を読んで下さい。


さて、上述した通り、糖質、つまり、甘いものですが、
これはうつ病を引き起こす原因の1つになります。

簡単に原理を説明しますと、

甘いもの(糖質)を
食べると急激、かつ 一時的に
血糖値がまず上昇します。

体は、上昇した血糖値を下げるため、大量のインスリン
を放出しますが、
この時、低血糖症の体質だと、逆に、
血糖値が急落しすぎて 「低血糖」という状態に陥ります。


低血糖状態になれば無気力や気分の落ち込みなどを引き
起こし、また、血糖値の乱高下によって、自律神経や
脳内物質は乱れ、うつ状態に陥りやすくなります。

このことをよく解説している動画があるので参照下さい。




糖質による精神的な影響は 以上の通りですが、
この商材では、より深く科学的に解説されています。

そして、もっとも大事なことですが、
食事のほとんどは、炭水化物が多く、
甘いものの誘惑も半端ではありません。

おいしいスイーツは世の中にたくさん溢れていて、
これを避けるだけでも大変な努力です。

スイーツの避け方は書いてありませんが、
まず、このような現代人の環境で、
 ・どのような食生活を送ったら良いか、
 ・どのようなサプリメントを摂取するべきか
詳細な提案があります。

低血糖症の理解を深め、どのように工夫して食生活を
送るべきかの指南書です。食生活の計画表が特典で
付いていて、断糖実行を促してくれます。

荒木式食事法、これは十分に研究されています。
わたしも全部を実践しているわけではないですが、
できる範囲で糖質を摂り過ぎず、タンパク質や脂質
中心の食生活をこころがけています。

それだけの限定的な糖制限だけで、わたしの場合は、
体が軽くなったり、精神が上手く維持しやすくなったり
日中に変な眠気やだるさが取れるようになりました。

特に、映像による解説が分かりやすく、文字を読む
のが億劫だというひとにも入りやすいでしょう。


「甘いものが好きで甘いものを食べると体調が
悪くなり、心
の状態もおかしくなる気がする・・・」
と言う方には、
是非、一度、参考にして頂きたいと
思います。


前半はかなり批判しましたが、その批判の通り、
うつ病の原因の説明を除いて、総合的には良質な
情報商材
と言えると思います。

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